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節分の朝も冷え込みました。
寒さのせいと私自身のウィークデーの外出が増えたことで 最近週末出かけることが少なくなりました。 昨日も二人とも出かける気になれません。 パンも切れてしまって ホットケーキやスコーンの気分でもないし 朝は軽めの方がいいと主人はいいますし 冷蔵庫の中に煮大根(おでんの残り)がありましたのでこれを使って 小麦粉を水で練ったものをいれた ’すいとん’ にしました。 母が時折つくってくれたものです。 大根、ワカメ、椎茸を入れた味噌味のすいとんです。 柔らかめにといてツルントロンと頂くのが大好きです♪ パンが好き、 粉物が好きの私は初めて食べた時本当に美味しいと思いました。 リクエストすればつくってくれましたが それほど頻繁に食卓に上がることはありませんでした。 戦争体験者ですので大変だった当時を思い出したくなかったのかも・・・・・ 幼い頃、お正月ほどではないにしても 節分には決まって行うことがありました。 今は ’節分には巻き寿司’ なんてカンジですけど 実家では巻き寿司なんて無縁でした。 イワシは食べるというより玄関先の両側にお魚の頭(鯖だったことも)を棒の先にお札と共に飾り なにかの葉っぱを丸めて細い枝に突き刺したものを家の色んなところに突き刺したり もちろん豆まきも、 でも後のことを考えて ’撒く’ というより家のなかでは ’おく’ みたいな撒き方でしたけど お料理では旧正月ですのでお煮しめや蒟蒻の白和えがお決り そして私が何より嬉しかったのは祖父が節分の夜のためだけにつくってくれた ’生木のお箸’ あれは何の木だったのでしょうか、 母に確認しておかないと お箸に丁度いいくらいの太さの枝を選んで家族の人数分のお箸を用意してくれた祖父 中間のところから箸先までを綺麗に削って、 手で持つところは木のままでした。 その木の肌の感触は手の平に優しく 削られた木で頂くオセチ(ご飯)はほんのりとその木の香りが移り 特別なものに思えました。 夕食が終わった後にそのお箸が御役御免になってしまうのが辛くて 母に ”とっておけないの? 明日もこれで食べたい” と毎年言っていた気がします。 そんなに大好きで特別な思いがしていたのに どうしてそのことを直接祖父に伝えることをしなかったのでしょう。 祖父のことは生前中 きらいだと思うことは一度もありませんでしたけど 大好きだと思うことも一度もありませんでした。 長生きしてくれてふれあいがいっぱいありたぶん相性もよかった祖父 今になってわたしは祖父が大好きだったのだと しみじみ思い出し目頭が熱くなることも 節分のお箸はその思い出の一つ 思い出した時にこちらで綴っていけたらと思います。 そしてお寿司好きの主人のために我家の節分の夜はやっぱり巻き寿司でした。 巻き寿司の青みは小松菜の中心部 一度やって美味しくてほうれん草よりこちらが好きです。 寿司飯はいつもよりあっさりな味付け かんぴょうや椎茸に味を含ませて人参は出汁と少量の塩で火をいれ 茹でて水にとった小松菜には薄く醤油を塗って 休日で傍にいた主人は準備の段階から嬉しそう いつもはPCの傍なのに 具材を並べ巻き寿司作成中のテーブルに 一緒にいてニコニコと気になって仕方の無い人が約一名(笑) 2月3日の夕飯 巻き寿司(かんぴょう、椎茸、卵、人参、小松菜)、 山葵添え イワシの一夜干し、 大根おろしとスダチ添え ワカメと豆腐と油揚げの味噌汁
by ringo_de_pai
| 2008-02-04 14:38
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